平成26年度宅建試験直前出題予想①(民法等)

平成26年度(2014年度)宅建本試験まで1ヶ月を切り、試験まで残りあとわずかです。試験が近づくにつれ、焦りと不安が大きくなってくるかとは思いますが、できることはまだたくさんあります。

直前期は、出題予想を使って学習することも効果的です。出題予想されているポイントに苦手意識があった場合には、そのポイントをしっかりと復習しておくだけで得点はグンと伸びるはずです。

今回から、当サイトでも管理人の独断と偏見で、本試験の直前出題予想を行っていきますのでご活用ください。今回のテーマは、民法等です。

2問出題されることもあり得る「代理」

代理は、直近で見ると平成23年と平成25年を除いて、毎年出題されています。昨年は珍しく出題されなかったので、今年はほぼ確実に出題されるでしょう。

また、平成24年のように2問(第2問、第3問)出題されることもあります。平成23年に出題されず、翌年の平成24年に2問出題されたということは、平成25年に出題されなかったので、平成26年にもまた2問出題される…ということも十分ありえます。

出る可能性が非常に高い代理ですが、直近で出題された代理の論点と出題年度をまとめると下記のようになります。

《代理の論点》
論点出題年度
表見代理H18
顕名H21
復代理H19,20,24
代理人の資格H21,22,24
自己契約・双方代理H20,21,22,24
無権代理H16,18,24

どの論点も重要ですが、例えば、『代理人の資格』の論点は、「代理人は制限行為能力者でもよい。」この一点を端的に覚えておくだけでも得点できます。『自己契約・双方代理』もポイントを端的に覚えていれば得点できる問題が多いです。『無権代理』、『表見代理』は少し複雑ですが、確実に得点するためには落とせません。代理についての基本的な事項は、当サイトでも紹介しているので、ご活用ください。

また、TAC出版から出版されている「宅建合格るチェックシート」でも、代理は出題される「可能性大」と紹介されています。

管理人の予想と管理人コメント

以上、出題される確率が非常に高い分野ですので、どこが出題されても答えられるよう漏れがないように準備しておきたいところです。強いて言えば、注意すべきなのは、表見代理です。

ただ、言うまでもなく他の論点を捨てて予想だけにヤマをはるということは絶対にいけません。あくまで出題予想というのは、重要論点を再度確認するための機会であることに注意しましょう!