独学で宅建士合格のために使用する教材は、以下のものです。
- 基本テキスト(基本教材・参考書)
- 過去問題集
- 予想問題集
特に基本テキストと過去問の2つの教材は最低限必要だと思います。基本テキストと過去問は一冊にまとまっているものもありますが、別々のものが多いです。重点的にやるべきことは、やはり過去問です。テキストを最初から丁寧に読むよりも、テキストで概要を理解し、過去問で解けなかった部分をテキストでじっくり読む方が、独学者にとっては効率的です。
テキスト教材
テキスト教材の使い方は、各科目の項目ごとに基本テキストを読み、過去問を解き、できなかったところを基本テキストで再びチェックすることです。
この繰り返しを行っていけば取りかかりやすいでしょう。ですから、過去問集には、どの項目からの出題か、書かれてあるものを使うと便利です。いつ何を学習するかですが、科目の順番は、以下の順番が一般的です。
- 宅建業法で、仕事をイメージ
- 民法等で、法律的思考力を養う
- 法令上の制限で、細かい規定を暗記
- その他の分野は試験直前に暗記
しかし、興味のある分野から始めたり、暗記が苦手な方は、暗記分野から始めるのもいいと思います。要は独学のモチベーションの維持ですから、取り掛かりやすそうなところから始めましょう。
また、勉強に慣れていない独学者は、はじめから教材の隅々までを理解しようとしないほうがいいと思います。気軽に少しずつ理解を深めていく感じがいいでしょう。
テキスト教材一覧
問題集・過去問教材
過去問教材は、テキストで理解したらすぐにその項目について解いていくのがよいでしょう。知識の定着にもつながります。
覚えてしまうくらい何度も解きましょう。 中には、例年は出題がないような、特殊な問題も含まれます。ですから、重要度がランク付けされている問題集を選び、ランクの高いものから重点的に学習しましょう。
過去問教材は、5年から10年分は解いた方が良いでしょう。 4択がほとんどなので、肢の一つ一つ、丁寧に見て行きましょう。とにかく何度も何度も解くことが独学での宅建合格への最短ルートです!
過去問題集教材一覧
直前予想問題集教材
予想問題集は、過去問が完璧といえるくらい(8割~9割解けるくらい)になったら チャレンジしましょう。過去問が解けるようになる前に予想問題を解いても、あまり効果がありません。
予想問題集教材は、本番と同じ時間帯にあてて、解いてみるのをお勧めします。試験時間は、午後の1時から3時です。一般的に眠くなりやすいこの時間に力を発揮するためには、朝は何時に起きるか、昼食をいつどのくらいの量とるか、自分のベストコンディションを探してみましょう。
直前予想問題教材一覧
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おすすめ独学通信教材
独学教材まとめ
独学者が宅建士に合格するための教材をご紹介いたしました。もちろんどの教材も十分に合格できるように作成されていますが、自分に合った書籍で学習するというのも非常に大切です。独学勉強のやる気に関わりますからね。
独学での宅建士突破は簡単ではありませんが、当サイトでも宅建士教材の詳細を紹介していますので、自分に合った教材を探してみてください!