いまからでも十分間に合う 宅建士試験学習スケジュール

2017年度の宅建士試験の日程が公表されましたね。

今年度の試験の申込みは、7月3日からスタートです。そして、試験日は10月15日(日)となっています。
現時点から宅建士試験までだいたい半年位となりました。

今から勉強をスタートして、間に合うのかと不安になる方もいるかと思いますが、安心してください。半年あれば、余裕を持って宅建士試験に挑める勉強スケジュールを立てることができます!

この時期からの学習開始をお考えの方、このような学習スケジュールはいかがでしょうか。

・宅建業法を4月、5月に固める

4月~7月の時期に全科目1周させましょう。

①学習分野
平成28年の本試験での出題数は、宅建業法20問、権利関係14問、法令上の制限8問、税・その他8問の出題でした。そこで、どの科目の学習も未経験の方でしたら、“宅建業法→権利関係→法令上の制限→税・その他”の順にしましょう。

そして、勉強期間もスタートから5月までじっくり、宅建業法に時間を割いてしっかり得点できるように学習しましょう!

②学習手順
ⅰ教科書を読む→ⅱ問題集(過去問集・肢別本)で問題を解く→ⅲ間違えたところや不安なところは後日復習”といった順序が基本になるかと思います。
もっとも、ⅱ→ⅰ→ⅲの順序にしてもよいでしょう。

・6月は権利関係を学習しよう

① 学習分野
権利関係をこの1か月で一通り学習しましょう。特に民法を中心に学習しましょう。

② 学習手順は、宅建業法のところをご参考ください。
・7月は、法令上の制限、税・その他!

① 学習分野
上旬は法令上の制限、下旬は税・その他の学習に充てて、今月までに、一通り終えるようにしましょう

② 学習手順は、宅建業法のところをご参考ください。
・8月は、2周目の宅建業法、権利関係!

8月~9月上旬の時期に、もう一度全科目を1周させましょう。

①学習分野
“宅建業法→権利関係→法令上の制限→税・その他”の順に学習する点はステップ1と同様です。8月上旬を宅建業法、下旬を権利関係位のペースで学習しましょう

②学習手順
“ⅰ問題集(過去問集・肢別本)を全問解いて総復習→ⅱ間違えたところや不安なところは教科書関連部分へ戻ってしっかり復習”を基本としましょう。

1周目の時の学習で分からなかったところを特に意識しましょう。

・9月上旬は、2周目の法令上の制限、税・その他!

①学習分野
最初の1週間強で法令上の制限、次の1週間で税・その他位のペースで学習しましょう。

②学習方法は、8月と同様です。
・9月下旬は、本番さながらの訓練、苦手部分の再復習!

試験本番まで、約1か月です。

持てる知識を最大限に活かして1問でも多く正解できるようにする必要があります。そこで、週1位のペースで、予想問題集や模試を利用して、2時間で50問を一気に解いて、本番さながらの訓練をしましょう

これまで使用してきた、教科書や問題集(過去問集・肢別本)を利用して、苦手部分や忘れている部分を中心に再度復習しましょう

・10月は、本番さながらの訓練、最終チェック!

試験本番まで、約2週間です。

① 9月下旬同様、週1位のペースで、予想問題集や模試を利用して、2時間で50問を一気に解きましょう

② 教科書や問題集(過去問集・肢別本)を利用して、苦手部分や忘れている部分を中心に最終チェックしましょう。出題が予想される知識を整理した直前チェック用の教材を使用するのも効果的です。

以上が、この時期からスタートする宅建士試験の学習スケジュールになります。
かなり余裕のあるスケジュールとなっていますので、是非参考にしてください。

なお、使用するテキストは、どのタイプのものでも間に合います。
テキストの選び方はこちらを参考にしてください。

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