第10回法令上の制限 ~法令上の制限の出題順ポイント解説①~

こんにちはー!北条清玄です。

勉強は順調ですか?

順調じゃないって、大丈夫、順調な人なんてほとんどいないです!

順調じゃない人も諦めず、今からしっかり、計画を立てて勉強していきましょう。

コツは小さなゴールをたくさん立てることです!!

明日までにここまでやる。1時間以内に何問問題を解く。30分で昨日の復習をするとかです。

こまめにゴール(締切)を作ってやるとあら不思議、とっても集中できちゃいます。

「法令上の制限で最も出題されているのは、な~んだ!?」

はい、ではでは、過去12年分の宅建試験における出題実績とその攻略をしていきたいと思います。

今、手元に「法令上の制限」の分野での過去12年間の出題データがあるのですが、これを出題数順にランキング付けすると、以下のようになります。チェキラッ!!

法令上の制限編
順位 項目 出題数
1位 都市計画法(開発許可) 16問
2位 国土利用計画法 12問
2位 都市計画法(都市計画の内容・決定等) 12問
2位 農地法 12問
2位 土地区画整理法 12問
2位 宅地造成等規制法 12問
7位 建築基準法(建ぺい率・容積率) 8問
8位 建築基準法(建築確認等) 7問
9位 都市計画法(都市区画制限) 6問
9位 建築基準法(用途制限) 6問

最終的には全部勉強する必要があるんだけど、出題ランキング順を知っておけば、メリとハリがついた学習ができるってものです。

今回は、「都市計画法(開発許可)」~「都市計画法(都市計画の内容・決定等)」までを簡単に勉強のポイントを解説していきます。

「都市計画法(開発許可)の攻略」

出題ランク1位は、「都市計画法(開発許可)」です。

な、なんと12年間で16問も出ています。問題数が、年を超えているんです!!ってことで、都市計画法の中でも開発許可は、やるっきゃないですね。というかやらなきゃ駄目です!!

開発許可は、何といっても許可が不要な開発行為をおさえておきましょう!!これは、どのテキストでも表等で整理されているはずだから、その表を利用して、丸暗記するくらいの勢いで覚えましょう。

その他、そもそも開発行為にあたるのか、開発許可の申請手続きの流れもおさえておきましょう。

また、改正点として審査請求を経なくても、処分の取消しを裁判所に提起できるようになったことは覚えておいてくださいね。

「国土利用計画法の攻略」

出題ランク2位は、「国土利用計画法」です。第9回でも述べましたけど、「国土利用計画法」は、点数がとりやすいので過去問を中心に早めに完璧にすべきところですね。

国土利用計画法は、事後届が必要な土地取引にあたるか、面積(市街化区域内2,000㎡以上、市街化区域以外の都市計画区域内5,000㎡以上、都市計画区域外10,000㎡以上は届出が必要)を中心におさえ、事前届は、事後届との違いから比較しておさえておきましょう。

その他、届出時期や届出義務者をしっかりとおさえておきましょう。

「都市計画法(都市計画の内容・決定等)の攻略」

同数の出題ランク2位は、「都市計画法(都市計画の内容・決定等)」です。都市計画法の中で、開発許可の次にやるべきなのは、この都市計画法(都市計画の内容・決定等)ですね。

ここでは、しっかりと都市計画区域や市街化区域といった用語をしっかりと覚えておきましょう。中でも地域地区は、キーフレーズ(第二種~地域では、主としてが使われているなど)を意識してしっかりと覚えておくことが重要です!!

「次回予告」

次回の法令上の制限は

「農地法」、「土地区画整理法」、「宅地造成等規制法」、「建築基準法(建ぺい率・容積率)」の4本をお送りいたします。

ほいじゃ、またね!