第1回 宅建やるならどこから手をつけるべき??- これから勉強をはじめる人へ-

 これから宅建試験を受けようと思っているみなさん、こんにちは。

 「宅建とは何か?」的なお話は、このページに譲るとして、ここではこれから勉強をはじめる人のための学習方法だったり、受験しようか悩んでる人を後押しするような即効性のある話をしていきたいと思います。

初学者はつべこべ言わずに、迷うことなく「宅建業法」から手をつけろ!

 宅建試験は、「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限」「税・その他」の4つの分野に分かれています(※テキストによって若干表記は異なります。)が、これから勉強をはじめる人は、つべこべ言わずに「宅建業法」から手をつけましょう。

 「宅建業法」でどのようなことを勉強するのかとか、概要的な説明はこちらのページに譲りますが、ここまでプッシュする理由を簡単にいえば、宅建試験で出題される全50問中20問が「宅建業法」から出題され、そして、最も点をとりやすい分野であることが最大の理由です。

宅建業法の目標正答数は??

 まぁ、ひっかけ問題、個数問題など、落としても仕方ないような問題もあるっちゃあるので、目標としては「宅建業法」で出題される20問中18問の正答を目指していくのがベターだと思います。

 平成27年度の合格点が31点、平成26年度の合格点が32点だったことを考えてみても、「宅建業法」の重要度がわかってもらえると思います。

《参考》宅建士試験統計情報
https://takkenshi.jp/siken-toukei/

合格までのおおまかな受験戦略は??」

 おおまかな戦略としては、勉強を始めた頃は、「宅建業法」をじっくり勉強し、「なんだイケるじゃん!」を繰り返して、試験に対する自信をつけ、勉強に対するモチベーションを上げてから残りの科目を仕上げていく、、、

 というようなイメージで取り組むのがよいと思います。

権利関係から解説してるテキストもあるけど...

 あ、テキストによっては、「権利関係」から解説しているものもあるんだけど、「権利関係」から学習する必要はありません。「権利関係」は難しく、はじめて勉強する人に対してやさしくないです。打ちのめされてやる気がなくなっちゃう人も多いので、そういう意味でも「宅建業法」からやることをお勧めします。

次回予告

 次回は、過去問をいくつか紹介しながら、「宅建業法」でいかに点をとっていくかを紹介していきたいと思います。
それではまた!

https://bookstore.tac-school.co.jp/information/detail/294/