短期合格!平成29年度宅建士試験 学習スケジュール

宅建士試験は、2~3か月の学習期間でも、無駄なくメリハリのある学習をすることで十分に合格を狙えます。

【初日から1か月目まで】ひたすらインプットとアウトプットを繰り返そう!

◎インプットとアウトプット
目安として、1か月目までに全分野2~3回繰り返せたら十分です。

項目ごとに参考書をしっかり読む(インプット)
問題集の該当項目を解いてみる(アウトプット)
間違えた箇所を参考書で復習
   (※間違えた問題はチェックを入れて確認しやすくしておく)
再度問題集を解く

【POINT!】

基本の学習はやはりインプットとアウトプットの繰り返しです。

もし問題集を一冊解いていく余裕がないという場合は、
問題集の代わりに過去問を、最低でも5年分は解くようにしましょう。

参考書で手一杯という方も、一問一答で知識を定着させましょう。

【1か月目~2か月目まで】過去問でのアウトプットを中心に、苦手論点を確実に習得しよう!


◎過去問
最低でも5年分は解きましょう。
(1か月目までに問題集の代わりに過去問をはじめていた方も、
ひきつづき過去問で復習・苦手論点の確認をしましょう)

◎苦手論点の復習
過去問と同時進行で、何度も間違える問題は焦らずしっかり時間をかけ、メリハリをもって復習しましょう。
間違えたらチェックを入れ、直前期にも確認しやすくしておきましょう。

◎模擬試験(可能であれば)
本試験の時間配分の確認もできますし、
会場の雰囲気もイメージできます。

【試験直前】自分の苦手な箇所を徹底的につぶしていこう!

◎苦手論点の把握
・チェックが残っている問題を中心に自分がどの分野が苦手かを把握し、徹底的に参考書で復習、暗記しましょう。
・頻出・基本論点は確実に得点できるよう、毎日5分でもサッと参考書に目をとおしましょう。

【POINT!】

目標得点に達している方
ひきつづき過去問や参考書の復習をしましょう。

目標得点に達していない方
基礎知識の習得に励みましょう。
過去問で頻出の論点は焦らず時間をかけても覚えるよう、特に宅建業法での得点を増やせるよう重点をおいて学習しましょう。

【短期合格のポイント】各分野での目標得点を把握し無駄を省こう!

各分野ごとの目標得点をまとめてみました。

【宅建業法】
20問の出題数のうち、16~18点
【権利関係】
14問の出題数のうち、7~9点
【法令上の制限】
8問の出題数のうち、5~6点
【税・その他】
8問の出題数のうち、5~6点

権利関係や税・その他では知識の深追いをしすぎない、宅建業法は他分野よりも勉強時間の比重を高めるなど、分野ごとにメリハリをつけて勉強することが重要です。

試験では満点を取る必要はありません。
各分野での合格に必要な最低得点を把握し、必要十分な学習に抑えることで不必要な勉強を省いてどんどん学習を進めましょう。